新海たい焼きや・姉妹店いちばん星

佐久で人気の老舗たい焼き屋さんを紹介します。

新海たい焼きやさん (佐久市野沢) ぴんころ地蔵の近くです。
奥様の洋子さん(77歳)が20代で嫁いで間もない頃に、夏場はかき氷を、
年間を通してのたい焼きの販売を開始。
ご主人の義治さん(81歳)は、65歳まで勤めた新海タクシーの運転手を退職し、
それからは二人三脚でお店を切り盛りしています。

2000年に、当時30歳の次男治郎さんが、臼田に姉妹店「いちばん星」を出店し、
ご家族で協力しながら二つのお店を続けています。
本店は創業50年以上。姉妹店も20年が経ちました。

「野沢の七不思議」 唯一佐久市野沢で、いつも行列の出来ているお店として、
新聞やテレビで何度も取り上げられてきた老舗です。
取材をした村井(56歳)も幼少の頃から食べてきた大好きなたい焼きです。
2020年1月21日にもSBC「ずくだせテレビ」でぴんころ地蔵さんと共に紹介されました。

開店当時たい焼きのお値段は1個60円 現在は160円です。
他にも動物焼きやたこ焼き、夏はかき氷、年間通してソフトクリームを販売していますが、
最近ではソフトクリームは夏よりも冬場の方が売れるそうです。
暖かい家の中で冷たいソフトクリームを食べるのが最高と、評判のようです。

小豆は北海道産の「大納言」の一級品しか使いません。

毎朝4時頃から小豆を焚きはじめ、お店の開店は8時ごろから閉店は19時頃まで、
ほとんど毎日休みなしで営業しています。
大きな鍋にいっぱいのあんこを作るので、重労働と。
最近は治郎さんが両店舗の小豆を早朝から炊いているそうで、
母親の洋子さんは毎朝4時30分ごろから、ポールウォーキングを40分程行って、
健康でお店を続けられるように努力をしているそうです。
治郎さんはブルーマリンで鍛えています。

3人とも、あんこだらけ粉だらけで、本当に忙しく又一所懸命に
仕事に打ち込まれていることが分かります。

紹介するまでもなく、誰もが知っている新海たい焼き屋さん。
この冬も焼きたてのたい焼きを食べに行きましょう。
寒い時期は熱々のたい焼きがおいしいですが、材料にこだわったたい焼きなので
夏などはむしろ冷やして食べるとあんのおいしさが引き立って、
暑い時でもとってもおいしいそうです。

両店を取材中も、次から次へと、お客さんがやってきました。
たい焼きは1個からでも販売しています。
店頭だけでなく、イートインのスペース(本店のみ)もあります。

ご家族の絆で、「これからも益々頑張ります。」と、
明るく笑顔でおっしゃる新海さん。
この日、村井は両方のお店で大好きなたい焼きを買ってきました。

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